12. ユニバーサル衣料の開発

                                                           畑沢  賢一 他

 平成27年には、4人に1人が65際以上と本格的な高齢化社会へと移行します。その中で、高齢者が自立した生活をするためには、衣服に関しても着用する人の身体特性・生活環境などの個別ニーズに応える必要があります。さらに、留め具にしても、現在主流のスナップやファスナーは非常に扱いにくいものです。そこで、着脱性の向上が見込まれるマグネットボタンに着目して、特性の把握と用法の検討を行い、身体的機能の低下した高齢者や障害者に着脱が容易なユニバーサル衣料の開発を行いました。