1. オフィス用の自動座面傾動椅子の開発経過とその効果について
近年、IT化の進行とともに、長時間の座作業に従事する人が増加している。それに伴って、長時間の座作業による腰痛を訴えるものが増加している。このような長時間の座作業による腰背部痛を予防する目的で、座面角度を連続的に変化させ、固定座位姿勢を避ける自動座面傾動椅子を研究・開発してきた。このたび、この椅子が製品化されたので、開発の経過とその効果について報告する。